2022/10/07 16:21


 1200年程前、インド発祥の仏教が大陸から、鯖街道葛川地域を経て京都に伝わったという説があります。葛川坊村の地主神社と明王院においても、日本の神道と共に、我々は仏教を大切に育んできました。今回初めて、重要文化財である地主神社境内で、2500年の歴史ある仏教文化を象徴する伝統的なスリランカの「舞」と、学生が点けるキャンドルの「灯火」。マルシェもある地元住民と学生等による手作りのイベントを開催します。
 この機会にぜひ、葛川に遊びに来てください。お待ちしております。

◆日時 2022年11月26日(土)
   11:00~17:00(舞踊公演 14:00~)
◆場所 葛川 地主神社境内
   滋賀県大津市葛川坊村町116 https://goo.gl/maps/G9rRrjyg2CoHg4nH9


◆ イベントスケジュール

11:00 マルシェ・ワークショップ
14:00 スリランカ舞踊公演
15:00 キャンドルナイト点灯
16:00 マルシェ終了
17:00 キャンドルナイト終了

◆ライブ配信

 

「舞と灯火」イベント当日には、マルシェやワークショップ、スリランカ舞踊、キャンドルナイトの様子を3部に分けてYouTubeにてライブ配信をいたします!

 すべての配信ではありませんが、会場やイベントの様子をぜひお楽しみください!

※京都産業大学ESSの皆さんがMCとなり実況中継します‼️

 

<ライブ配信のスケジュール>

  第一部:12:0013:00 マルシェ・ワークショップ

      https://youtu.be/6Xio5wOwD8Y

  第二部:14:0015:00 スリランカ舞踊公演

      https://youtu.be/eb1IgnyZEwM

  第三部:15:1515:45 キャンドルナイト点灯

      https://youtu.be/I-BxD31sA0M


◆ マルシェ・ワークショップ

① スリランカ雑貨チャリティバザー
 カラフルな色合いのスリランカ雑貨たち。スリランカの学生さんたちの活動費に充てられます。




② アロマオイルトリートメント

 アロマの香りと、指先から血行を良くするハンドマッサージ
 所要時間 5~10分
 費用 500円



③ アロマバスソルト作り体験

 寒い季節にぴったりな、いい香りと身体を温めるバスソルト作り
 所要時間 5~10分
 費用 500円



④ リース・キャンドルホルダー作り体験

 季節を楽しむリース作り。
 キャンドルホルダーにも使用出来ます。
 所要時間 40分
 費用 1000円




◆ SNECCスリランカ舞踊


 スリランカのNGOであるSNECC(スリランカ日本教育文化センター)の学生等で構成されたスリランカの伝統舞踊団。今回は3名のダンサーが方が来日し、日本全国を巡り踊りの公演をされます。
 スリランカの伝統舞踊はキャンディアンダンスと呼ばれ、スリランカ中部のキャンディという地域を起源としています。
 病魔を払う舞、仏陀に祈りを捧げる舞、戦士や孔雀を模した舞などが、きらびやかな衣装と力強い動きで表現されます。普段観ることのできない舞をお楽しみ下さい。

◆ 同志社大学SAP キャンドルナイト


 同志社大学の学生で構成された団体で、正式名称はShinmachi Activate Project(新町 アクティブ プロジェクト)。政策学部と社会学部の2学部から成り立つ新町キャンパスを活性化させることを目的に活動されています。
 普段はキャンパス周辺の高齢者施設や幼稚園などに出向き、キャンドルアートを通した交流活動をしています。また12月にはメインイベントである新町祭を開催。
 当日は地主神社や明王院を幻想的なキャンドルの光でライトアップします。

◆ 日本とスリランカの仏教

 仏教(主に大乗仏教)が インドからシルクロード、中国 朝鮮半島を経て日本へ伝わったのは公式には紀元後6世紀とされるが、別の伝来ルートが存在した可能性も指摘されている。
 有力な説の一つに、紀元後800年代に若狭街道(鯖街道)から葛川地域を通じて仏教文化が京都、奈良に伝わったという説がある。
 一方、スリランカ(セイロン島)へは、かなり早い時代に主に上座仏教が伝来した。アショーカ王による治世の紀元前3世紀頃、同王の息子とも弟ともされるマヒンダ長老の一行が、仏教をインドからスリランカに伝えたと伝えられている。
 監修:京都産業大学文化学部 志賀浄邦教授 (専門分野:インド仏教、インド哲学)